『山の朝霧 里の湯煙』~池内紀さんの表現力

池内紀(おさむ)さん、ドイツ文学者、エッセイスト。 大好きでした、この人の文章使い・・・ものを見る感性とその表現がス~っと体に入ってくる。 最初に出会ったのが「ひとつとなりの山」題名も良いが、その文章に惚れた。それ以来数冊を読んだ。 が、2019年8月30日に亡くなられててしまった。 この本は、 2020年6月にヤマケイ文庫が1998年の同名本を文庫版に改めて発行したもの。27の短編。…

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金草岳【1,227m】敗退~だが、もう夏を感じる1,047mピーク

久々の山歩きに挑戦!? このカッコいい山、金草岳、岐阜と福井に県境にある、冠山峠から歩くルート。 前日に左足中指を痛めるも、気持ちが先走ったか・・・やはり痛い、途中敗退・・・泣   大丈夫、山は逃げない・・・最近ハマっている美しい蝶の写真も取れたし、いつかリベンジ! 短い山歩きだったが、もうすっかり盛夏だった。コース詳細は このHPまで・・・

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伊吹山 北尾根 御座峰【1,070m】~新緑と石灰岩と6月の花

久々に歩いた。伊吹山の北尾根。伊吹山から続く長い尾根で、石灰岩も続く。 この梅雨に入る前の新緑の季節、曇りがちだったが尾根に吹き上げる風が気持ちよい。 10年振りぐらいに北尾根最高峰の御座峰まで歩く。 6月の新緑と石灰岩質の花々が美しい。 久々の山歩きで気分もリフレッシュ! コース詳細と地形地質と花と樹木の詳細は このHPまで・・・

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『旅をする木』~星野道夫さんという生き方

ウイルス渦中に本を何冊か読んだ。 星野道夫さん。夢だったアラスカに移住、大自然と人の営みを写真にする。 この本はそんなアラスカの大地と先住民族の生き方を、短い33編に綴った本だった。 20年ほどアラスカで暮らして、最後はクマに襲われてなくなったそうだ。 「満ち足りた時間」を教えてくれる。 そんな本。 旅をする木 (文春文庫) - 星野 道夫

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鳩吹山【313m】~春から新緑の季節へ

4月5日(日)新型コロナウイルス騒動の中、風の強いこの日、新鮮な空気を求めて一人車で、岐阜可児の鳩吹山へ カタクリ登山口から歩く。 この群落地のカタクリも終わり。 ツツジが咲き誇り、この山の北側には薄黄のヒカゲツツジが美しい。 芽吹きは更に美しく、コナラは山を薄緑に変える。 展望は何時来ても素晴らしく、美濃の山々の奥に御嶽山。大きく深呼吸。 新緑の美しさの秘密を知り…

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『美しい生物学講義』~ふるえるくらい美しい生物の仕組み( 帯題)

久々にわかりやすくて、おもしろい講義を聞いたという感じ。 更科功 著、2019年11月ダイヤモンド社。 「生物学とは、生物に関係するものごとを科学的に調べること」 「100%は正しくない科学・・・」 たくさんの証拠から仮説をたて、あたらしい予測をたて、検証を繰り返す。そうやって知識を広げていく。 生物の定義はたったの3つ。「外界と膜で仕切られている」「代謝を行う」「自分の複製を…

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空木岳 前衛 傘山【1,542m】~中央&南アルプスの展望♪

3月21日(土)は、再び南アルプスを展望しようと傘山という山へ。 林道歩きの後に静かなカラマツ林を歩く 林間のまにまに中央アルプスを眺める贅沢さ 2時間で山頂へ到着できる最短コース さて、南アルプスの展望はいかに! ちょっと霞んでましたが・・・ね 素晴らしい展望の山 詳しくはこのHPへGO!

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風越山【1535m】~天使と天狗と大展望!!

3月15日(日)はコロナウイルスとは無縁、静かな長野県飯田市の西に聳えるシンボルの山。 飯田市民に愛されているのでしょう、登山道はよく整備されている。 上りはじめは霧・・・ 素敵な雰囲気だが・・・霧・・・前日夜に雪が降ったらしい・・・ 開山が718年という長い歴史があり、主要な場所に遺構がある。 そんな信仰の山・・・霧の中に、髭を生やした一本下駄の天狗!?に出会う。 山…

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比良山地 蛇谷ヶ峰【901m】~雪が少ないが琵琶湖の展望最高!

2月24日(月)、琵琶湖の西、比良山地の北端の山 天気は穏やかね、雪山の第二弾のつもりが想定内?に雪が少なく、アイゼンいらず。 朽木スキー場が登山口、雪もなく・・・でも自然林 誰もいない。静かな山・・・好きです かっっちょいいコナラがあったので 風もなく、小鳥のさえずりだけ聞こえる 展望はね、最高ね 素晴らしい展望動画!?と詳しい記事はこのHP へGO! 

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『森の思想』~南方熊楠の世界

南方熊楠(みなみかた くまぐず)氏の数ある著書をテーマ別に集めた「南方熊楠コレクション」の一つ。 河出文庫初版は1992年3月、中沢新一編。 とくかく、難しい…(笑) 何度読んでも途中で寝てしまう。でも内容には惹かれる。 菌類の研究で有名で、和歌山の白浜に拠点を置いて在野の研究者…程度の認識しかなかった。 この本でその研究の深さの一端を見る。 粘菌と森の研究を通じて、「分類学の体系…

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滋賀 霊仙山【1,094m】~素晴らしい南西尾根

伊吹山の関ヶ原に相対する鈴鹿山脈の最北の山、霊仙山の南西尾根を歩く。 廃村となった今畑を抜け、カルストのギザギザを必死こいて歩く。その先は近江展望台。 近江展望台を過ぎれば、立派な雪山、エビの尻尾を眺めながら穏やかな稜線。 昨日ほどの風もなく・・・この稜線歩きは至福の時間 冬はやっぱり雪山が良いね! 安全第一でゆっくり歩けば、こんなに異次元の世界を歩ける ・・・ハッピーな一…

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鈴鹿 高畑山【733m】~冬枯れ陽だまり、鈴鹿峠から歩く

1月13日(月)成人の日、鈴鹿山脈を歩く。南部の雪の無い山。江戸時代の東海道の難所、鈴鹿峠がスタート。 冬枯れの落葉樹と広葉樹を愛でながら、陽だまりを歩く。 アップダウンを繰り返し、山頂に着くと近江側と鈴鹿中央部の展望がドバっと開ける。 あぁ、いい 詳しくは、「空と雲と山歩き:高畑山」へGO!

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『銀河鉄道の夜』~宮沢賢治と山と空

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を何十年振りかで読んだ。 彼の故郷である花巻の山の中の温泉で読んだ。 久々に涙した。 ケンタウル祭のジョバンニの孤独に共感したか カムパネルラの特別な切符に未来を予感したか この山の岩手・花巻の温泉宿が、宮沢賢治の生涯に思いを馳せたからか それにしても、“銀河鉄道”は発想が豊かでないとできない。銀河を列車で旅して、さまざまな出会た人々の中に次々に生き…

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伊吹山 前衛4等三角点ピーク【839m】~晩秋を楽しむ

先日、伊吹山の雄姿と晩秋を楽しみに、麓から4等三角点ピークまで歩いた。 麓まで中腹までは、まだまだ シロモジの黄色、コナラのオレンジ、オオヤマモミジの赤など紅葉を楽しむ。 中腹(600m)辺りからは、冬枯れの雰囲気、誰もいない山道を落葉をサクサク… 三角点ピークからは伊吹山の雄姿がド~ンと、この季節だから見ることができる伊吹山の存在感を感じることができた。 詳しく…

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六甲山系 東おたふく山【697m】~故人と邂逅!?

先日、帰省がてらに六甲山地、最高峰の前衛の山である東おたふく山を歩いた。 神戸側から魚屋道(ととやみち)を辿り、ロックガーデンをすり抜け、東おたふく山へ至るコース。 花崗岩山地のこの山地にあって、砂岩と泥岩であるこの山はゆるやかな頂上部を持つ。 40年前にも歩いたはず。まったく思い出せなかったが、山頂で思わぬ出来事が… 事の顛末だけでなく、地形と地質についてちょっと詳しくは …

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八ケ岳 蓼科山【2,530m】~山歩きも地質と植生も楽しい

2019年9月28日(土)、娘と妻は遊びに行くという、いいよ別に…それならこっちは山歩き。 行った山は蓼科山、10万年前にドロドロの溶岩で出来た山。そのおかげで見た目もカッコよい。 麓にはツガの森が広がり、コケやキノコがたくさん、北八ケ岳らしい山。 山歩きも地質も植生も興味深い山だった。  少し詳しくていつも少しマニアックな、 このHP「空と雲と山歩き」までお越しください。

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船越ノ頭【2,612m】~地形と地質の面白さ

2019年8月24日~26日まで白馬山系を歩いた。 目的はピークハントでなく、所属するクラブの主催の地形や地質の講習会。 高山の山歩きを楽しみながら、勉強も出来る、一石二鳥の山行。 歩いたコースは栂池湿原~天狗原~白馬大池~船越ノ頭~蓮華温泉。 火山、堰止湖、山体崩壊、流山、二重山稜… たのしい!?地形地質用語がたくさん! マニアックな方、山の自然学に興味のある方はHP「空と雲…

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木曽駒 中岳【2,925m】~今年も台風に祟られながら…

(なんだか知らないまにブログへの投稿方法が変っていて…やり方がイマイチ分からず…見え方もイマイチな気がするが…) 7月26~28日(日)まで山籠もり… 最高点はいつものように中岳だった(笑) 3年目の高山植物の調査、東邦大学の先生と所属するNPO法人山の自然学クラブのメンバーと植生調査。 今年は千畳敷カールも調査域も7月末であるにも関わらずたくさんの花を観賞できた。 調査も慣れて…

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『なんで山登るねん』~高田直樹さんの切り口

京都弁です。 国際登山家、教育評論家、京都の高校の化学の先生だったそうです。 軽妙な語り口が魅力でありながら、はっと思わせる語り口がとても面白かった。 教育評論家であらせる為か、言葉の裏には深い洞察と教訓がちりばめられていて、ページの裏を透かして読み解くのも楽しい。 やたら、下ネタが目立ちます(笑) 鈴鹿の藤内壁のテン場で、夜に裸になって岩のテラスから「大キジ」をうつ気持ちよさ 嵐山の…

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